家庭と仕事を両立するなら介護職！

仕事と家事や育児を両立するなら「介護職」

介護職といってもさまざまな職種があります。介護職といわれてすぐに思い浮かぶような、高齢者の身の回りのお世話を行う「ケアスタッフ」や、介護報酬請求事務などの事務作業をメインに行う「介護事務スタッフ」、高齢者や要介護者の自宅を訪問して身の回りのお世話をする「ホームヘルパー」など、その仕事内容は多岐に渡っています。
介護職は資格が必須なように思われがちですが、資格がなく介護職未経験でもパートとして働くことは可能です。ですが、ホームヘルパーやケアスタッフなど、高齢者の身体に直接触れて行う「身体介護」を行う場合は「介護職員初任者研修」を修了していなければなりません。介護職パートとして働くのであれば、自分のスタイルや状況にあった職種は何か見極めることが大切です。

働きやすいところは？

求人票に「未経験歓迎」と記載している介護施設も多く、介護経験がなくても応募するハードルは低めです。また、ほとんどの施設ではシフト制を取り入れており、週1～2回の出勤、2～3時間の短時間勤務などライフスタイルに合わせてシフトを組むことができるので、子どもが幼稚園に行っている間だけ働くこともできます。
介護職の仕事にはデスクワークが中心の事務から現場で身体を使うケアスタッフやホームヘルパーの仕事など多岐に渡っていますが、ケアスタッフやホームヘルパーの仕事には入浴やトイレなどの介助だけでなく、料理や洗濯、掃除などの家事スキルを活かせる仕事もあり、初日でもすんなりと取り組むことができます。
介護職として働く場所はいくつかありますが、全くの未経験ならまずはデイサービスや老人ホームなどからはじめると、同じ境遇のパート仲間も多く働きやすいのでおすすめです。

ステップアップできる仕事

介護職は資格がなくても未経験でもはじめることができますが、資格を取得しておけば仕事の幅が広がりますし時給も高くなります。そのため、パートでも高待遇で働くことが可能です。また、正社員に昇格することもできるため、子どもが小さいうちはパートで働き、ある程度大きくなったら正社員で、とライフスタイルの変化に合わせて働き方を変えることもできます。
さまざまな職種がある介護職はパートから正社員へと働き方を変えながら長く勤務することが可能なので、生活設計も立てやすい、という特徴があります。もし将来的にステップアップすることも考えているのであれば、勤務の合間に「実務者研修」や「介護福祉士」など介護職員初任者研修の上の資格取得を目指してみましょう。