コレが両立のコツだ!
仕事をきちんとしていたら家事がおろそかになってしまったり、時間に追われて子どもの話を聞いてあげられなかったりなど、仕事と家事や育児を両立するのは考えている以上に大変です。ですが、ちょっとしたコツをつかめばバリバリ仕事をしながら家事や育児と両立することが可能です。
家事労力を減らす
まずは家事にかかる労力を減らしましょう。家事時間を減らすことで子どもと向き合う時間を確保することができます。たとえば、食洗器を利用すれば食後の洗い物にかけていた時間を活用できますし、ロボット掃除機を利用すれば外出中に掃除が完了します。干すひと手間が何気に時間を費やす洗濯も、乾燥機付きの洗濯機を使えば干す手間自体が不要になるなど、最近は時短に便利な家事もありますし、比較的時間に余裕がある週末にまとめて家事をするなどちょっとした工夫で驚くほど家事が楽になります。
朝方の生活にする
「早起きは三文の徳」という言葉もありますが、早く起きて1日にこなさなければならない家事の大半を朝のうちに終わらせることができれば、仕事から帰宅した後もバタバタとせずにすみます。
たとえば、朝のうちに下ごしらえを済ませておいたり煮込み系の料理を増やしたりするだけでもかなり楽になりますし、時間があるときに野菜などの食材をカットしておけば、調理時間をかなり短縮することができます。
自分に合ったスタイルで働く
子どもがいる女性と独身の女性が同じペースで働くことができないのは当たり前です。その現実を無視して働き続けていては、自分だけでなく子どもや家族にも大きな負担がかかってしまいます。
疲弊せず家族や子どもへ悪影響を与えないように働くには、同じように仕事と育児を両立しながら働いているママが多い職場がおすすめです。おかれている状況が一緒なので、独身の人が多い職場よりも周囲の理解が得られやすくなります。もし子どもが体調を崩して早退することになっても、「お互い様」という気持ちがあるので引け目を感じることはありません。
また、「子どもが小さい間はそんなに長く働けない」と割り切ってしまうのもひとつの方法です。多少収入が減ってしまっても今だけだからと育児主体で働けるように短時間勤務やパートに変え、ある程度融通がきくようになったらフルタイムに戻す、という働き方もありです。
子どもと過ごす時間は「量」よりも「質」
「子どもが小さいうちはお母さんの手で育てるべき」「小学校に入るまでは専業主婦でいる方がいい」「子どもにさみしい思いをさせている」など、働いているママには耳が痛い話題もたくさんあるため、悩んだり引け目を感じたりしているママも多いのではないでしょうか。
ですが、働くと決めたのであればそういった声に耳を傾けて悩むのではなく、自分の姿を子どもに見せても恥ずかしくないように頑張っていくしかありません。子どもと一緒に過ごす時間が多いのが良いのはその通りですが、限られた時間しか過ごすことができないからこそ濃密な時間を過ごせるはずです。子どもと過ごす時間が少ないことを申し訳なく思うのではなく、いかに楽しく過ごせるかを考えた方が建設的です。